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目次 21世紀の医療は患者が主役 安全で安心できる調剤 |
NPO法人認証の登記を完了し、活動開始 |
@前号にてご報告のとおり、当機構の特定非営利活動法人(Nonprofit Organization)としての認証・登記は次のとおり順調に経過し、H14年2月8日以降、法人格を持つ団体としての活動を開始することとなりました。
H14. 2.1 東京都知事 石原慎太郎より「認証書」
(13生都協市特第1254号)受領
2.8
東京法務局
港出張所にて法人登記申請手続完了
2.18
法人登記補正完了、
「登記事項全部証明書」交付受領
東京都知事へ「登記完了届」提出、受理
東京都港区芝税務署、港都税事務所へ
「法人設立届」「収益事業開始届」提出
3.27 芝税務署へ「青色申告申請書」「法人
事業概要書」提出
A認証を受けた新しい定款は、別途当機構のホームページに全文を掲示しますが、任意団体として活動時の旧定款との主な相違点は以下のとおりです。
<目的>
この法人は、国内及びアジア諸国の医療従事者及び国民に対して、健康・栄養・医学に関する教育啓蒙及び情報提供並びにヘルスケア向上に必要な環境整備支援事業を行い、予防医学・栄養医学の確立、国民の健康増進及び生活の質の向上に寄与することを目的とする。
<特定非営利活動の種類>
この法人は、前条の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。
(1) 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
(2) 社会教育の推進を図る活動
(3) 国際協力の活動
(4) 以上の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
<事業の種類>
この法人は、前条の目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1) 予防医学、栄養医学に関するセミナー・シンポジゥムの開催
(2) 会誌及び研究発表用資料の作成・発行・配布
(3) 内外関連学・協会との連絡及び協力
(4) 研究の奨励及び研究実績の表彰
(5) 健康栄養医学、発展途上国における医療・調剤に関する研究調査並びに開発
(6) 医療先進国(米国等)研修等を通じての人的交流及び関連情報の収集
(7) 国内及び発展途上国(東南アジア諸国)に対する健康・医療情報等の提供
(8) その他上記の目的を達成するために必要な事業
2. この法人は、次の収益事業を行う。
(1) 医療従事者に対する海外医療・調剤研修の
企画及び実施
(2) 介護事業有料ネットワーク構築及び運用
(3) 医療従事者の質的向上に関する有料システム構築及び監修、運用
3. 前項に掲げる事業は、第1項に掲げる事業に支障がない限り行うものとし、その収益は、第1項に掲げる事業に充てるものとする。
<会員種別>
この法人の会員は、次の4種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法(以下法)という。上の社員とする。
(1) 正会員 この法人の目的に賛同して入会した
団体及び個人
(2) 準会員 この法人の目的に賛同し活動を支援
する個人
(3) 賛助会員 この法人の事業を援助する団体
(メーカー・医療関連企業)
(4) 名誉会員 この法人に特に功労のあった者で理事会の推薦により総会において承認された者
<会計区分>
この法人の会計は、次のとおり区分する。
(1) 特定非営利活動に係る事業会計
(2) 収益事業会計
<付則>
この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1) 正会員 入会金 10,000円 年会費 36,000円
(2) 準会員 入会金 5,000円 年会費 12,000円
(3) 賛助会員 入会金 0円 年会費 60,000円
B今後の活動体制及び活動計画並びに設立初年度の事業報告等については、H14年5月中旬開催予定の次回理事会・総会において、細部を報告予定です。また、特定非営利活動団体の認証記念イベントの開催や今後の各委員会活動についての見直も逐次計画して参りたいと考えています。会員の皆様のなお一層のご支援とご協力をお願いいたします。
東京都知事からのNPO 認証書

法人登記事項謄本の一部
ベトナム・カンボジア訪問紀行 |
ベトナム編
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国際健康栄養医学機構 理事長 武藤正浩 |
昨年5月にホーチミン医科薬科大学薬学部を訪問し交流を開始したと以前お話致しましたのは記憶に新しい事かと存じます。そして、昨年11月当機構でベトナムとカンボジアの医療・薬剤状況を視察する研修を企画致しましたが、アメリカの同時多発テロの影響で海外旅行への渡航注意・危険が騒がれておりましたので延期致しました。予定しておりました訪問先のスタッフも残念がっておりましたが、海外渡航への安全と信頼性も回復し、2002年2月24日から1週間をかけて本企画を行うことが出来ました。また、昨年はまだ当団体は公正取引委員会に登録している任団体でしたが、嬉しい事は重なるとよく言いますが、昨年10月31日に申請しておりました「特別非営利活動法人」いわゆるNPO法人の認証を2月1日に得て、同月2月8日に無事に法務局に法人登記を済ませた後の大きな事業として今回の訪問が実現出来たという事は、我々の活動及び当団体の未来に大きな夢が持て繋がるものと胸躍る思いと確信への期待と共に私を含め8人の当団体のメンバーがホーチミン・プノンペンを訪問して参りました。
訪問紀行のお話を始める前に、我々の団体である「国際健康栄養医学機構」のご説明を少しさせて頂きます。私たちは、まず薬剤師を中心とした集まりがこれからの日本の薬剤師がどうあるべきか、また社会のニーズに応え、そして国際的にも通用する薬剤師育成を行うにはどのようにしたら良いのかを

ホーチミン医科薬科大学教授陣とIHMNO視察メンバー
勉強・追及する“Pharmaceutical Care 研究会”を1998年に発足し、その後国際的な活動を視野に入れ、また1990年代後半から現在の厚生労働省が検討してきた予防医学指針大綱、後と言うか現在の厚生労働省の大きな施策になっている健康日本21、そう予防医学・栄養医学の担い手が薬剤師であり、間違いなく時代・社会そして制度のニーズがここに到達する事を確信し、2000年5月16日名称をPharmaceutical
Care 研究会から「国際健康栄養医学機構」に変更し、我々薬剤師だけの活動ではなく、国民及び他の医療資格者との連携とパートナーシップの確立を明確にし、公正取引委員会に任意団体として正式に登録致しました。その後、国内はもとより海外の医療関係者との連携を図り、活動をして参りました。その中には、今回の訪問のきっかけになり、またこの視察研修で再度訪問したホーチミン医科薬科大学薬学部との交流もありました。また、私の個人的な友人(友人といってはおこがましい方ではありますが)元の外務省の大使や大蔵省のOBの助言もあり、NPO法人を申請。認可を得た次第であります。
では本題の視察研修のお話に入りたいと思います。
まず、今回の参加者とスケジュールを紹介させて頂きます。総勢8名の精鋭?部隊の構成で、全てが当機構の会員の参加であります。役員から理事:小嶋康司(株式会社ケーツーコミュニケーション代表取締役)、理事:青木秋徳(株式会社アイティー取締役本部長)、理事代理:栗田尋康(株式会社ユタカファーマシー薬務推進室室長)、委員:園部経夫(高園産業株式会社専務取締役)、会員の高荷俊洋(株式会社健栄代表取締役)、雪下二三男(株式会社医療サポートセンター)、鈴木博子(薬剤師)、そして団長として理事長の私の8名です。
そして、日程は以下の通りです。
〔2月24日〕
10:30 成田発 バンコク経由
20:00 サイゴン空港(ホーチミン市)
〔2月25日〕
9:30-12:00 ホーチミン医科薬科大学薬学部訪問
14:00-16:00 サイゴン市民病院訪問
16:00-16:30 漢方専門調剤薬局訪問
16:45-17:00 市内調剤薬局訪問
〔2月26日〕
10:30-10:50 市内大型調剤薬局(漢方併用)訪問
市内視察
16:45 サイゴン空港発
17:35 プノンペン空港着
〔2月27日〕
9:00-12:00 市内視察、王宮訪問
13:30-14:30 市内薬局:PHARMACIE
DE LARGE 訪問
15:30-16:15 市内個人薬局:
DR.SOKHA PHARMACIE 訪問
19:00〜 内務大臣主催ウェルカムパーティー
〔2月28日〕
8:30-9:30 NATIONAL CENTER FOR MOTHER AND CHILDREN
(国立母子福祉センター)訪問
10:00-12:00 NATIONAL CENTER FOR COMBATING TUBERCLE AND
HANSEN DISEASE (国立結核・ハンセン氏病センター)訪問
15:00-16:00 UNDER-SECRETARY OF
STATEUNIVERSITY OF RECTER
HEALTH
SCIENCES 訪問
15:30-17:30 MINISTRY OF HEALTH(厚生省)訪問
〔3月1日〕
7:00 プノンペン発
7:30 シェムリアップ着 アンコールワット遺跡視察
19:30 シェムリアップ発
20:40 バンコク着

ホーチミン医科薬科大学教授陣らとの会議風景
〔3月2日〕
11:20 バンコク発
19:00 成田着
以上、1週間と短い時間でしたが大変充実した視察研修となりました。
では、今回の視察・研修旅行の内容をご紹介いたしましょう。
初日、成田に8時半集合で10時半出発し、バンコクでトランジット。飛行機の長旅の末、ホーチミン市内の「サイゴン国際空港」に到着したのは時差2時間を加えた現地時間午後8時、ベトナムはご存知のように共産圏の国、軍人がイミグレーションで入国手続きを行っておりますのでその性格なのかコンピューターシステムのアクセスが遅いのか、非常にのんびりした入国手続きの末、無事迎えのバスで市内のホテルに到着し、やっと夕食にありつけることができました。
さて視察研修のスタートは前回の訪問に続き2回目になりますが、ホーチミン医科薬科大学薬学部へ訪問して参りました。先方も私達の訪問を快く受け入れて頂き、前回同様薬学部長のル・クワン・ニーエン先生をはじめ、Academic and Research Affairs副学部長マイ・フォン・マイ先生、Planning and Development Affairs副学部長ファム・ドン・フォン先生等総勢6名の教授達が迎えて頂きました。このホーチミン医科薬科大学は、以前はサイゴン薬科大学と言っており1976年に医学部と統合して現在の名称になったホーチミン市内唯一の医療系大学であります。薬科大学はベトナムに現在2校しか無く、

サイゴン病院病院長(右)とIHMNO理事長


ホーチミン市内門前薬局の外観(上)と薬局内カウンター(下)
もう1校はハノイ市にあり、将来あと2校薬学部を作る計画があるとの事です。この大学の教育内容は、基礎科学・薬化学・最新化学をはじめ病院での薬剤師が行なうサービスと基礎から一部臨床部分まで教えているとの事です。薬学部の卒業生は、殆どが病院勤務、医薬品企業、町の薬局へ就職し、数名が政府の仕事に関わるとの事です。これからの卒業生の就職先と言う意味では、市場開放政策により従来の国営企業ではなく民間企業や日・ベト合弁企業とうにその枠は拡大していくだろうとの説明がありました。そして薬学部には15部門の研究室(教室)があり89名の教授がおり、5年の教育課程の中270単位の授業を行ない卒業するカリキュラムを組んでいます。その後3年間の修士課程と2年間の博士課程を有しており、大学受験では約7000名が受験をし、200名しか合格しないという競争倍率35倍という日本以上に狭き門となっております。現在そのうち、80名が修士課程に行き、5名が博士課程に進んでおります。そして、1976年の初代の卒業生から数えて現在まで4500名の卒業生を輩出したと言う事でした。また、大学院に80名進むというのも非常に多い数字です。米国や日本のように薬剤師の仕事は多様化はしていませんが、その数の希少価値を踏まえてもベトナムにおいては薬剤師と言う資格が高い専門性を持つ職業であることが理解し得ました。
午前中をホーチミン医科薬科大学で過ごし、午後は中心部にあるサイゴン病院を訪問致しました。このサイゴン病院は、290床の救急を兼ねた総合病院であるとは言っても非常に古い建物で、日本で言うと戦後の建物といったイメージでしょうか、日本とは比較に出来ないものでした。我々は院長室に通され、院長から直接病院の説明を色々して頂きました。その中で、老朽化が激しくなってきたので4月から改修工事に入るとのお話でした。この病院の1日の外来数が午前で約200名、午後で約100名、そして総勢スタッフ数が310名でその内ドクターが50名で薬剤師が2名勤務しております。また、救急病院の機能を有しておりますのでオペ室が2室あり、ガン・交通事故・心臓のオペが多いとの事です。このサイゴン病院は国立病院なので、貧困層の国民に対しては無料で診察を行なっており、この様な国や市が管理する公立病院が40箇所あるそうです。この国の医療保険は、国の保険や企業の保険があるそうですが、郡部や市内でも保険に入っていない国民が相当数おり、先程診察は無料と言いましたがこのサイゴン病院や市の病院は全くお金が無い患者は仕方が無いが原則5000ドン(日本円換算で1円=100ドン)払えば診療が受けられ、保険を持つ患者は病院で直接薬を貰うことが出来ますが保険も持たない患者は町の薬局でお金を支払って薬を貰うとの事です。今ベトナムは外国資本による合弁企業が多く、当然この病院でも外国人の受入もOKなのですが、外国人に関しては保険省によるガイドラインがあり、その指導に従った国民とは異なる保険請求があるとの事でした。また、この病院の特徴なのかベトナム国内の他の病院も同様な管理を行なっているのかは確認しませんでしたが、例えばオペ後や感染症に使用する抗生物質の使用・管理の仕方が面白く、通常は第1世代を選択・使用していますが、第3世代を使用する場合はドクターを中心としてミーティングを行なって決定し、第4世代に至っては病院長の了解・サインがないと使用することができないとの事でした。共産圏の国ですので、日本みたいに医療機関は全て平等ではなく、病院にも階級みたいなものがあり、金持ちや国の官僚たちが行く高級な病院、企業が経営する病院、そしてサイゴン病院のような貧困層の患者の対応も可能な公立病院等が存在していると言うお話でした。院長から病院や医療制度等の説明を受けた後、院内を案内して頂き、診療室はもとより医療機器、レントゲンやCTもありましたが非常に古く、東芝や日立と云った日本の機器がありましたがこれらは日本のドクターが以前この病院に指導に来ておられ、日本の住所や病院名は解からなくなったが渡辺と言うドクターが寄付してくれたとのお話でした。当初、私達も日本の使用しなくなった医療機器を寄付する案が出ておりましたがメンテナンスが出来ないのではと考えておりましたが、現実に使用していることが解かりましたので、今後検討していきたいと考えておりますので、その節には是非とも皆様のご協力をお願いしたいと思います。
この後と翌日午前中に3件の薬局を訪問しました。
一つは、中国人が経営する漢方薬局で、全て生薬のきざみによる投薬で、この漢方薬局は病院の処方箋による調剤ではなくここに居る漢方医と言うか薬剤師が診察し直接処方する中国でよく見られる漢方専門薬局でした。また、もう1件の市内の薬局に行き話を聞くと一般のOTC薬の販売と1日20〜30枚の処方箋調剤を行っているとの事でした。
翌日2月26日午前中訪問した薬局は、病院の横に立てられた薬局で日本で言う完全門前型薬局で、一般薬も処方されておりましたが圧倒的に漢方薬の処方が多く、常に40〜50人以上の患者が投薬を待っている状態で、待合室と言っても窓もドアも開けっ放しで待合室に入りきれない患者は歩道や横の病院との合いだの通路に待っていると言った具合でした。
薬局の視察をしながら市内見学をし、夕方ホーチミンを後にして空路カンボジア、プノンペンに向かいました。ただ、このとき驚いたのは国際線なのにプロペラ機での運行であったことです。ただし、飛行時間は1時間弱と距離的にはホーチミンとプノンペンは非常に近い位置にあるからでしょうか?
第15回アメリカ医療・調剤研修 |
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ニュージャージー州ルトガー大学薬学部 |
潟<fィカルネットワークシステム社主催、当機構の研修協力による「第15回アメリカ医療・調剤研修」は2002年3月25日〜3月30日までの5泊7日で無事研修旅行を終了しました。今回は当機構の武藤正浩理事長を団長として調剤・病院薬剤師、並びにチェーンドラグストア経営者17名が参加しニュージャージー州立Earnest Mario, Rutgers University薬学部での集中講義とニューヨーク・ニュージャージー州の調剤薬局、病院薬剤師との交流・見学を行ないました。またニューヨーク州薬剤師会会長の経営する調剤薬局を訪問し、アメリカ薬剤師の活動状況や問題点など広く意見を交換しました。
☆ 主な研修トピックスは─
1. ファーマシューテイカルケアにおける薬剤師教育とその実践
2. 予防医学の重要性
3. 患者教育とコミュニケーションの取り方
4. 医療費節減と医療の標準化
@ クリテイカル・パスウエイ(医療日程)の実践と活用
A SOAPシートの活用
B 薬剤師による薬剤選択
C PBM薬剤の経済的利益管理とその理念・活 用
D EBM科学的根拠に基づく医療システム
など従来行なっている西海岸での研修でのポイントや日ごろの我々の直面する問題点と比較し多くのことを学びました。

ルトガー大学における講義風景
第2回 JAPANドラッグストアーショー |
第2回JAPANドラッグストアーショーに、会員である高園産業株式会社・株式会社アイティー・株式会社メディカルネットワークシステムの協力のもと出展ブースに当機構も出展させて頂きました。丁度、2月8日に法務局に特定非営利活動法人(NPO法人)に登録し、最初の事業となりましたので、NPO法人として紹介させていただき、
会期:平成14年2月15(金)・16(土)・17(日)日
場所:千葉、幕張メッセ
機構の出展項目は、以下のものを来場者に配布し、入会や各事業の参加のご案内を致しました。
@ 国際健康栄養医学機構の概要説明
A 21世紀における薬剤師教育
B 薬局・ドラッグストアーにおける介護・福祉食
C 米国医療調剤研修
特に、ABにつきましては、ブース内のモニターを使用したプレゼンテーションを行いました。

今回のショーの来場者数等の数字も主催者側から発表になりましたのでご照会いたします。
〔来場者数〕合計:100,279名
2月15