IHMNO NEWS

国際健康栄養医学機構

(International Health&Medical Nutrition Organization)

Vol.5

 

編集:IHMNO 編集委員会
発行
:IHMNO 事務局
創刊: H12.7.21
印刷: H13.7.22
発刊:4(4半期1)

 

 

 

1.平成12年度会計報告および平成13年度事業計画

 別紙の平成12年度会計報告および13年度事業計画について役員会において承認を得る事ができました。なにかご不明な点、ご質問等がございましたら、事務局までお問合せください。別紙資料をご参照下さい。

 

2.東南アジアへの視察研修旅行

 将来的に東南アジア諸国(現在ベトナム、カンボジア、ミャンマーを活動範囲として考慮)にて、日本へ医療資格者を留学させたり、又は日本からのボランティア派遣、情報・物の提供などのNGO活動を考えています。

 その活動の手始めとして、4月にベトナムのホーチミン医科薬科大学を訪問(後に記述のベトナム訪問紀行をお読み下さい。)致しましたが、今回は正式な視察団としてベトナム(ホーチミン)・カンボジア(プノンペン)を当機構会員有志(10名前後)により今秋訪問する予定です。旅費・調査費用は各自負担となりますが、医療関係者のトップ又はトップに近い方々と意見交換が出来るかと思います。現地の状況の把握、当団体としてどんな事ができるのか検討して行きたいと思います。詳細は、事務局にお問合せください。視察団日程、内容等決まりましたら別途ご連絡し、ご参加を募らせて頂きます。

 

3.NGO助成金申請状況報告

 前述の活動の幅と範囲を大きく充分なものにするために、NGO助成金の申請準備をしてまいりましたが、外務省担当者よりこのような助成金の場合、実績をとても重視するとのことでした。まだ当団体としましては、NGO活動の実績がありませんので、今年度できる限りの活動をし、来年また申請することにいたしました。また法人格は団体の信用度にも関わるので、NPOはとっておいた方がよいだろうとの助言も頂きました。今年度はNPO団体としての申請登録とNGO活動の実績作りを行って行きます。今年、来年と本格的な活動を行っていきますので、会員皆様のご協力を宜しくお願い致します。

 

4.活動内容の強化・改善

 委員会活動の中でも、特に中心委員会として活動を強化していく委員会を決め、さらに発展させていく事になりました。

・ホームページ関連(介護リサイクル・無料健康ネット相談等)

 見やすいように常にホームページの内容等の変更・管理を行います。もっとたくさんの人に利用してもらえるように広報活動を強化する。

SOAPシート症例集・服薬指導ロールプレイング本の出版

 今年度中にvol.1の出版を目指すため現在内容を検討中です。上記の本に関しては、ずっと継続して出版していく予定です。

・介護食ネットワークの構築

 現在、会員介護食メーカー等と検討中です。近日中に概要を発表いたします。

・セミナー、シンポジウム、研修

 毎月開催の『臨床病態&実践継続セミナー』の企画等。(別紙パンフレット参照)

シンポジウムの開催・運営等。

 次回『東京セミナー』は10月開催予定。

 

5.『介護リサイクル』、『無料健康ネット相談』からお知らせ

 ホームページアドレス http://www.ihmno.orgよりアクセスしてください。

 『介護リサイクル』、『無料健康ネット相談』ともに掲載料、相談料は頂いておりません。ぜひご利用ください。

 『介護リサイクル』掲載商品紹介

 ・室内用木製車椅子 サンキャリーA

 ・介護用監視カメラ みえ像

 ・蓄尿用コップ レボUコップ大・小

 ・ソックスサポート

 ・紙おむつ        等

 『無料介護ネット相談』今までの相談内容の一部

 ・健康食品より、キトサンが癌に効くとよく聞きますが、その根拠と商品を購入する際に何を基準にすればいいですか?

 ・医薬品より、ドラッグストアーにて花粉症の鼻炎薬を購入しているが、長期連用はよくないと中の説明書に書いてあるが、長期連用とはどれぐらいの日数の事なのか?花粉症の季節はずっと飲み続けているし、またその薬を飲んでいないと日常生活に支障をきたします。どうすればいいですか?

 ・食品より、免疫ミルクで体力をつけようと思い飲んでいましたが、血液検査の結果、肝機能が低下していました。原因は免疫ミルクによるものかわかりませんが、そのような副作用があることはあるのですか?

 ・医薬品より、医者から処方された薬を1年以上服用しています。症状は発病直後からはかなり良くなったのですが、このまま服用を続けたいと思っています。長期服用による副作用はありますか。

 何か質問がありましたら、ぜひご利用ください。

 ※ご相談の際には、薬品、商品名、使用状況などをなるべく詳しく知らせ下さい。

 

6.『臨床病態&実践継続セミナー』内容報告

 (第2回)69日(土)開催

 ◎めざわ耳鼻科クリニック院長 医学博士 目澤朗憲先生

 『アレルギー性鼻炎について』

  I型アレルギーは、呼吸器で起れば喘息であり、皮膚で起ればアトピー性皮膚炎、鼻で起ればアレルギー性鼻炎である。その中のアレルギー性鼻炎の治療を中心にお話を頂きました。アレルギー性鼻炎はくしゃみ、はなみづ、はなづまりを三症状とする疾患である。

そのアレルギー性鼻炎の発症メカニズムを知る事は、診断のみならず治療につながるものである。そこで抗アレルギー剤の種類と、なぜこの薬を使うのかの必然性を説明する。特に一般的な保存治療を中心に話をする。また副作用や相互作用などについても触れます。

一部アレルギーの免疫学も混ぜるので参考にしてもらいたい。

                      

 ◎有限会社光海カンパニー代表取締役 心理カウンセラー 山本潤一先生

  『コミュニケーションと患者管理・薬剤師のための心理学』

  患者心理を理解しそのニーズを読む。患者の訴えには事柄と気持ちがある。実際のスキル解説(観察、傾聴、確認)自分のブロッキングが患者の満足を妨げる。様々なブロッキング例、心理学と服薬指導の効果。気持ちに共感されると本当のニーズが見えてくる。実習、実例の解説。

 

 (第3回)714日(土)開催

 ◎横浜栄共済病院泌尿器科医長 医学博士 国見一人先生  

  『前立腺癌・前立腺肥大について』

  近年、日本人にも罹患率が上昇している前立腺癌の治療first choice は抗男性ホルモン治療である。自覚症状に乏しい同疾患に対する治療の継続性を強調する。また男性ホルモン療法が無効になった場合(再燃癌の発症)はそれに代わりうる治療法に変更し、対症療法も必要である。前立腺癌肥大症(良性線種)に対する内服治療は、抗アンドロゲン剤(線種縮小効果)とαブロッカー(排尿障害の改善)が基本になる。上記の保存療法の限界を知り、内視鏡的手術が必要になる適応病態について説明する。

 

 ◎株式会社サンファイブ取締役 管理栄養士 柏原幸代先生

  『食事改善は現状把握から』

  ・日本人の食と栄養の現状

  ・生活習慣病の根源は食にあり

・糖質代謝の改善の重要性

  ・脂肪酸と疾病の関係

 

 

7.ドラッグストアー商品フェア2001の協賛

 平成13926日(水)~28日(金)に東京ビックサイトで行われます、ドラッグストアー商品フェア2001に当機構が正式に協賛となることが決まりました。開催中、26日(水)には当機構会長の武藤が講演を致します。また、27日(木)に行われるパネルディスカッションでは当機構を中心として行う予定になっております。詳細は同封の、ドラッグストアー商品フェア2001のご招待券とパンフレットをご覧下さい。会期中は東3ホールB5ブースにて当機構の広報活動も行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。

 

8.会員募集

 本機構の会員を随時募集しております。会員の皆様の仲間・ご友人・ご興味のある方には、本機構のご推薦を宜しくお願い致します。ご相談、詳細のお問合せは当機構事務局「help@ihmno.org」までご連絡ください。

 

次回会報vol.6の発刊は、10月予定です。その他お知らせは随時致します。

9.ベトナム ホーチミン医科薬科大学交流報告

 

ベトナム訪問紀行

〜NGO活動を目指して、ベトナムの医療・薬剤師事情を学ぶ〜

 

国際健康栄養医学機構

会長 武藤 正浩

 

今回の話は、去る4月中旬の1本の電話から始まりました。

昨年の516日、国際健康栄養医学機構を公正取引委員会に任意団体として登録し、正式な団体として活動をスタート致しました。今まで当機構会員の皆様をはじめ、対外的にも、「将来NPO、NGOとしてこの団体を発展させ、世の中に貢献できる組織を目指したい」と申し上げてきました。ゆえに、当機構の活動は国内だけにとどまらずに、今まで培ってきたアメリカの各薬剤師協会やUCSF、州立ワシントン大学薬学部、その他米国内の様々な医療機関との提携を更なる強い絆へとネットワークを広げるとともに、我々日本と同じアジア諸国の人達、特に医療関係者とコミュニケーションを取り、お互いに持つ情報を交換・共有することで、私達医療資格者の資質を上げて行き、自国の枠を超えアジアと言う広い範囲での医療をベースとするネットワークを構築するとともに、アジアの医療資格者の仲間とその先にいる国民の健康を考えたいと思っておりました。その思いから、ベトナム・カンボジアそしてミャンマーと、どちらかと言うと今まで日本との医療を通じた関係が薄い国との交流を行ないたいと考えており、是非とも機会があれば訪問したいと知り合いにお願いをしておりましたところ、この1本の電話が来たわけです。

「ベトナムのホーチミン市内にある薬学部の教授達とアポイントが取れそうです」と言う心躍らされる内容の電話が来て、実際にいつお会いできそうですかと先方と連絡を取って貰ったところ、5月1日にアポイントが取れたと言う事でした。

私は、直ぐに飛行機とビザの申請を依頼しました。この電話を受けた時は、48日から14日までサンフランシスコのUCSFで行なった“第13回のアメリカ医療・調剤研修”で日本の14名の薬剤師の先生方を研修させて帰国したばかりの事でした。まさに、先に述べましたように日本を中心とした米国、アジアのネットワーク構築への第一歩と予感させられるものでした。

この5月1日と言うのがくせ者で、時はまさにゴールデンウィークの真っ只中です。ベトナムへの直行便を探しても、一向にチケットが取れず、やっと取れたのがタイ航空の、バンコクでトランジットする便でした。さらに、日本を朝10時に出てバンコクで3時間以上も待ち、ホーチミンに到着するのが夜の9時過ぎ、滞在期間は3日間で、帰りも夜にホーチミンを出て、深夜バンコクでトランジットの機内1泊で、朝5時過ぎに成田に到着すると言う、すごいスケジュールでした。今まで何十回と海外に行きましたが、日本―ロスアンジェルスを2泊4日で往復した次に強硬なスケジュールでした。強硬なスケジュールとは言え、4月29日から5月3日の初めてのベトナム訪問が実現したわけです。ただ、現地に入り今回のコーディネートをしてくれた地元のエージェントと会った際、訪問日程が5月1日ではなく2日だというアクシデントがありましたが、滞在期間中内の変更なので事無きを得ました。

せっかくホーチミン市を訪れるわけですから、1日だけ大学を訪問するの勿体無いと言う事で、合間をぬって8件の市内の薬局と1件の病院を訪問しました。

市内の薬局と言っても、ピンきりです。ホーチミン市内は、数はまだ少ないですが外

資系の高層ホテルやビルが建設されており、およそベトナムには似つかわしくない(こんな事を言ったらベトナムの方々に失礼になります)オフィス・ショッピングビルの中                                にある、日本の薬局と差ほど引けを取らないキレイな薬局から、地元のベトナム人しか行かないような市場の中にある薬局(ここを訪問するときには、特有のにおいを我慢することがまず第一です)まで様々あります。おおよそは医薬品の少なさをはじめとして日本とははっきりとした格差のある薬局でした。これらの薬局に共通して言えるのは、ベトナム独自の医薬品は殆ど見られず、漢方薬か海外から輸入した医薬品ばかりです。(英語で書かれた久光製薬のサロンパスも有りました。)医薬分業もある程度は進んでおり、訪問した8件のうち処方箋を一番多く受けていた薬局で1日50枚程度、他の薬局も15枚から30枚程度は受けておりました。病院も市内の救急病院を訪れましたが、日本で言うと戦前の病院を思わせるようなものでした。

さて、待望の5月2日が訪れ、ホーチミン商工会の日本語が話せる通訳の方とホーチミン医科薬科大学に行き、大学サイドからは薬学部長のリ・クアンをはじめ、2名の副薬学部長、そして教育担当教授の計4名の教授達に迎えられました。

まずは、当機構がどのような団体かと言う事と団体として何を行ないたいかを話しました。

     ベトナムを正式に訪問して、教育・医療現場を見学したい

     国内の医療制度(医薬分業等)がどのようになっているのか、そしてその中でも医療資格者の役割を知りたい

     我々が訪問するだけではなく、ベトナムの薬剤師(医療資格者)が日本に来て大学病院等の医療現場、薬学教育、町の薬局の役割等を学んで欲しい

     お互いの人と情報の交流・ネットワークづくり

     それぞれの医療経験・スタイルの情報交換

特に、日本は医療・医薬がベトナムより進んでいるので、情報はもとより人の派遣や受け皿の確立等協力し、同じアジアの医療資格者同士のネットワークを構築したいとお話しました。薬学部長から、「上記のような活動に関しては非常に関心があり、高く評価します。私達は、薬学部の教育者として薬剤師を育てるにあたり、国民に貢献する事そしてその為には何をすべきかを、これから私達とあなた方がお互いに関心を持っている事柄について交流できれば非常にうれしい。」とのお返事を頂きました。

また、色々な会話の中で現在のベトナムの医療・薬剤師事情及び将来についてのお話も頂きましたので、ご案内致します。

現在、ベトナムには薬学系の大学は国内に2校しかなく、1校はハノイ市に在る薬科大学でもう1校が今回訪問したホーチミン医科薬科大学の薬学部である。そして、今後2校の薬学部(メコンデルタと高原大学)が新設される予定になっている。

日本は40校以上の薬学部があり毎年7000名以上の薬剤師が誕生するのに対して、ホーチミン医科薬科大薬剤科は1学年210名で5年制、このカリキュラムと人数はハノイ大学も同じで、ベトナム全土の薬剤師数は約1万人(人口は8000万人)と非常に少なく、薬剤師不足である。来年の新入生から、250名づつ取る予定にしているようです。薬剤師の職場としては薬局が一般的で、その他は医療系の企業(外資、国内)だそうです。日本と同様に薬剤師の社会的地位はあまり高くなく、医者や看護婦の方が国民に認知されています。そして彼ら薬剤師を育成する教育者としては、薬の生産、使用、保管、流通を一番重要視している教育で、現在ベトナムの教育はひとつの分野に関して深く教育していくかたちになっている(それは、薬局専門、製薬専門、病院専門と言ったように)。そして、これからの彼らの教育理念は薬剤の専門家として薬剤師を育てていきたいという強い考えを持たれていました。

私は1994年から日本の薬剤師は米国のような臨床を行なえる薬剤師育成が一番重要になってくると、今まで日本の薬剤師を230名以上米国に連れていきその理念と実際の仕事を学んで来ましたが、彼らもクリニカルファーマシーに非常に関心を持っており、専門性を出すと言う意味でもこれから非常に重要な教育で、現在薬剤師の70%が薬の使い方(服用方法)の説明に関した仕事(これは日本でも同様に服薬指導に力をいれている)をしているので、これからはさらに患者、医者に対する薬剤師の役割を向上させなくてはならないと考えられていました。そして、この様な専門分野はマスターのときに教育していきたいとの事でした。ホーチミン医科薬科大学では、臨床における薬剤師の役割のカリキュラムを昨年から導入しましたが、ハノイ大学では6年前より始めているそうです。これは、日本が始めた時期と変わらないと言う事です。

また、現在諸外国との交流はなされているのかと質問したところ、「ベトナム政府としては諸外国との広い交流を持つことを求めており、ベトナム政府や諸外国からの奨学金制度もある。政府としては、2年前からこの制度を導入し、現在までは西ヨーロッパやアメリカからの奨学金が多く、日本からの奨学金も有る(これはODA予算の一部であろう)。しかし、まだまだ金額が少なく、また先進国との物価の差が激しいため、留学できるのはごくごく一部である。先日も、東南アジア諸国で構成している薬剤師育成会議がタイで開催され、外国との交流、薬剤師のレベルアップのために参加してきました。しかし、国としても現在、日本との交流はなく、個人としても知り合いの日本の薬学の学者や薬剤師は全くいない。以前は日本へ学生を研修させたこともあったが、これからはもっと研修をさせ、日本の教育・医療事情を学びたい。と言うお話でした。

その後、日本の現状のお話をして、「これから日本及び我が機構に対して何を望み、期待しますか?」とお尋ねしたところ、「もっともっと、交流をしたい。そして、私達が日本を訪問したり、国内の薬剤師の育成のために金銭的なものを含めて援助して欲しい。学問的なものは、臨床薬学についてもその教育の仕方についても学ばせて欲しい。また、臨床における短期の講義コースがあれば是非参加したい。とにかく、日本に行き勉強したくともその費用は莫大なもので、私財を投じても一生に一度行けるかどうかが現実です。是非とも、色々な方法で支援して欲しい。」と言う切なる希望を含めたお答えとさらに問いかけが返ってきました。たしかに、日本とベトナムの物価は多分10倍から20倍近い差が有ると思われるので、日本で100万円かけて留学する事は、彼らにとっては1000万円以上のお金をかけることになります。まさに、一生に一度も行けないのが現状でしょう。その彼らの問いかけに、「国レベルの話は解かりませんが、当機構も発足して1年余りで金銭的に潤沢に有る団体ではありませんが、私達の団体としてのベトナムとの将来的な話をさせていただければ、あなた方の希望通りに即座に対応は出来ないかもしれないが現在NPO,NGOの団体にするべく活動をしているので、団体とて認められたら日本政府より活動・援助資金として助成を受けられるでしょう。

そうすれば、毎年その助成金を予算として何名かを日本で研修をさせると言う具体的な計画が出来ます。まだNGO助成金の対象団体になっておりませんので、出来ることと出来ないことがありますが、当機構にご協力を頂いている医療総合大学(医学部・薬学部・医学部及び看護学部や他の医療資格の学部が有る)やその他の国内の薬科大学に呼びかけ、あなた方の訪問を受け入れてくれるように頼むことも可能ですし、当団体の会員の薬局や企業等で現場の仕事を研修することも可能だと思います。また、日本の薬剤師を貴国に派遣し、技術や情報を提供することも考えられます。当団体活動の中で、アジア支援をはっきり打ち出し、会員の拡大及び寄付を募り、支援することも可能です。私達は、貴国をはじめとしてアジアの仲間達に最大限の努力と協力をします。必ずお役に立てると考えております。そして、何よりも大事なのは自国のことだけを考えるのでは無く、お互いに医療資格者、アジアの仲間として協力し合い、共通の意識を持つことではないのでしょうか。この強い友情と信念があれば、周りからの助けも得られて、必ずや私達の思いは達成されると信じております。」と我々の熱い思いも含めてお答え致しました。彼らからも、是非とも実現したいと言う回答でした。

最後にこれからの交流と深い関係構築を再度確認し、近い内に日本の仲間達と訪問する約束をして、今回の大変友好的な会談が無事終了致しました。

私達日本の薬剤師は、大学教育からシステムまで米国からクリニカルファーマシーをはじめとする様々なことを学び、日本の将来のために生かそうとしており、米国の薬剤師及び教育者は快くそれを提供しております。これは日本人の最大の欠点かもしれませんが、自分が得て良くなる事ばかり後やまわりのことには無関心過ぎるのではないのでしょうか。私の知る米国の友人は、日本だけではなくアジアの諸国にまで訪問し、講演をしたり、様々な活動をしております。今の日本の経済的・社会的地位を考えて、私達は、アジアの仲間に対してもっと協力していく責任があるのではないのでしょうか。日本の医師、看護婦の方々はボランティアを含め、実務レベルで海外に貢献しております。そんな医療資格者の中で、薬剤師の活躍は一向に耳にしません。薬剤師だけでは無いのでしょうけども、今の自分達の姿、地位を考え、もっと大きな目、大きな心でアジアを見つめるべきなのではないのでしょうか。現在会員でおられる方々には、是非ともこれからの機構の活動に更なる理解を得ていただき共に参加して頂きたいと思います。もちろん会員以外の医療資格者仲間の方々にも是非とも参加頂き、意識と行動を共に進めて行ければと心の底から願っております。

以上